新生児のねんね、いつから朝まで眠れる? ねんねトレーニングガイド

新生児のまとまった睡眠はいつから?生後3〜6ヶ月からスタート。 睡眠トレーニングの方法と月齢別の基準、妨げとなる要因まで核心をチェックしましょう。 お疲れのパパ・ママ必読です。

新生児のねんね、いつから朝まで眠れる?
ねんねトレーニングガイド

赤ちゃんが夜通し眠る「セルフねんね」ができるようになるのはいつからか、気になりますよね。疲れが溜まっているパパ・ママへ、新生児のセルフねんねが始まる時期と、ねんねトレーニング(ねんトレ)のポイントについて解説します。

新生児のセルフねんねが始まる時期

セルフねんねは、一般的に生後3〜6ヶ月の間に始まることが多いです。新生児は胃が小さく、2〜3時間おきに起きて飲むことが多いため、朝までぐっすり眠り続けるのはまだ難しい時期です。生後3ヶ月頃から夜間の授乳間隔が少しずつ長くなり、6ヶ月前後になると一晩に5〜6時間以上眠る赤ちゃんが増えてきます。アメリカ小児科学会(AAP)も、生後まもない時期は夜間授乳が必要で、成長とともに夜のまとまった睡眠が長くなると説明しています。日本でも、生後3〜6ヶ月ごろから夜間授乳が減っていく赤ちゃんが多いとされています。

月齢別に、まとまった睡眠はいつごろ整う?

  • 新生児期の0〜3ヶ月は、まとまって眠るよりも2〜3時間ごとに目を覚まして飲むことが多い時期です。胃が小さく頻回に飲む時期なので、夜間も授乳が続くのは自然なことです。夜に4時間以上眠ってくれれば、比較的よく寝ている方だと言えます。

  • 生後3〜6ヶ月:夜間授乳が1〜2回に減り、5〜6時間の連続睡眠が可能に。この時期からねんトレを始めても良いでしょう。

  • 生後6〜12ヶ月:夜に10〜12時間ほど眠れるようになります。セルフねんねが安定する時期ですが、歯ぐずりなどの影響で起きることもあります。

夜に何度も起きるとき、何を見ればいい?

  • ねんトレは、赤ちゃんが健康でお腹がいっぱいの時に始めましょう。予防接種の後や体調が悪い日は無理をせず、延期するのがベストです。

  • 一貫した入眠ルーティン(お風呂、絵本、子守唄など)を作り、昼夜の区別をつけてあげましょう。

  • 赤ちゃんが泣いた時、すぐに抱き上げず、5〜10分ほど様子を見て、自分で落ち着く練習をサポートしてあげてください。

「夜中の2時と5時に必ず起きていた赤ちゃんが、いつの間にか1回だけになった」という流れを経験するご家庭は多いです。数日間、起きた時刻と飲んだ量を書き留めておくと、「最近は明け方4時ごろに一度起きる」といったその子なりのパターンが見えてきます。すくすくぱしゃのような記録アプリに起きた時刻と授乳量をさっと残しておくと、こうした流れがひと目で分かりやすくなります。パターンが分かれば、無理に夜間授乳をやめるよりも、赤ちゃんの準備が整ったサインに合わせて少しずつ減らしていけます。

表1:月齢別睡眠時間(目安)

月齢

合計睡眠時間

夜間の睡眠時間

新生児

14~17時間

8~9時間 (2~3回の中断)

3~6ヶ月

12~15時間

9~10時間 (1~2回の授乳)

6~12ヶ月

12~14時間

10~12時間 (授乳なしで可能)

表2:ねんねトレーニング方法の比較

方法

特徴

注意点

ファーバー法

一定時間泣かせてから様子を見てなだめる

親の忍耐が必要、生後6ヶ月以降を推奨

ネントレサイン法

眠そうな仕草を見せた時に寝かせる

生後3〜4ヶ月から適用可能

フェードアウト法

ベッドの横から徐々に距離を置いていく

安心感を与えられるが時間はかかる


表3:セルフねんねを妨げる要因

No

要因

確認ポイント

1

おむつの不快感

寝る前に新しいおむつにし、漏れていないか確認

2

温度・湿度

室温20~22度、湿度50~60%を維持

3

歯ぐずり

歯茎の腫れやよだれがある場合は冷やすなどの対応を

こんなサインが見えたら小児科に相談を

生後12ヶ月を過ぎても夜に3回以上起きたり、授乳なしで5時間以上眠れない場合は、小児科や睡眠クリニックに相談してみるのも一つの手です。成長段階に合わせた個別のカウンセリングが助けになるはずです。

よくある質問

  1. Q: セルフねんねのために、夜は無理に起こさなくてもいいですか?
    A: 新生児期は4時間以上眠っている場合は、起こして授乳するのが望ましいです。生後6ヶ月以降で体重が増えていれば、無理に起こす必要はありません。

  2. Q: ねんトレを始める時期を逃してしまいました。
    A: 心配いりません。生後12ヶ月を過ぎてからでも、十分にトレーニング可能です。今からでも一貫したルーティンとポジティブな声かけで始めてみましょう。

  3. Q: 子供が泣いても抱っこせずに放っておいて大丈夫ですか?
    A: 生後4ヶ月以前は、すぐに抱っこしてあげることが愛着形成に繋がります。本格的なトレーニングは生後5〜6ヶ月以降に試してみてください。

  4. Q: ねんトレ中に激しく泣き続ける場合は中断すべきですか?
    A: 10〜15分以上泣き続けたり、呼吸が不規則になったりした場合は、一旦中断して安心させてあげてください。赤ちゃんの気質に合わせて方法を調整することが大切です。

セルフねんねは生後3〜6ヶ月頃から始まります。一貫したルーティンと忍耐強さを持って、ねんトレを進めてみてください。赤ちゃんはみんな、それぞれのペースで成長していきます。🌙