赤ちゃんとKTX、座席・設備はこう選ぶと楽です|幼児同伴席・授乳室の位置まで

赤ちゃんとKTXに乗るとき、どの席を予約すると楽でしょう? 幼児同伴席とは何か、幼児無料と同伴幼児席の違い、授乳室・おむつ交換台・コンセントの位置をKorailTalkの座席配置図で前もって確かめる方法までまとめました。良い席ひとつで旅がぐっと楽になります。

赤ちゃんとKTX、座席・設備はこう選ぶと楽です|幼児同伴席・授乳室の位置まで

帰省や旅行で、赤ちゃんと初めてKTXに乗ろうとすると、予約画面の前でずいぶん迷ってしまいますよね。泣く赤ちゃんの周りの目はどうしよう、おむつはどこで替える、ミルク用のお湯やコンセントはあるのかな。座席をひとつ選び間違えると、2時間が倍の長さに感じられますから。

先に結論からお伝えすると、楽な旅は座席を予約するその瞬間に、ほぼ決まります。赤ちゃんと乗るのに向いた席は大きく三つ。おたがいに赤ちゃんの声を気にしにくい幼児同伴席、授乳室・おむつ交換台が近い車両、そしてコンセントとトイレが近い列です。この三つをKorailTalk(コレイルトーク)の座席配置図で前もって確かめて押さえておくと、現地でうろうろすることがぐっと減ります。

ひとつだけ先にお伝えしておきます。授乳室が何号車にあるかといった数字は、列車の種類(KTX・KTX-山川/サンチョン・KTX-イウム・KTX-青龍/チョンリョン)ごとに違い、編成によって変わることもあります。ですからこの記事は、「何号車」を覚えるのではなく、予約するときに配置図で自分で確かめる方法に的をしぼりました。

幼児同伴席って何ですか? 赤ちゃんなしでも乗れますか?

予約前にKorailTalkの座席配置図で、幼児同伴席・授乳室・おむつ交換台・コンセント・トイレの位置を確かめるチェック図

幼児同伴席(幼児同伴室)は、小さな赤ちゃんを連れて乗る乗客に配慮した座席エリアです。一般席よりも、おたがいの会話や赤ちゃんの声を気にしにくい雰囲気なので、赤ちゃんがぐずってもひやひやしにくく過ごせる席です。

「赤ちゃんなしで大人だけでも乗れるの?」という疑問が多いのですが、名前のとおり幼児を同伴する乗客のための席です。利用資格や細かい規定は時期によって変わることがあるので、予約するときにコレイルの案内基準を一度確かめておくとよいでしょう。実際に赤ちゃんと乗った親のあいだでは、「泣いても周りの目が気になりにくくてよかった」という声が多い席でもあります。

予約はむずかしくありません。KorailTalkアプリやホームページで列車・日付・区間を選んだあと、座席オプションで幼児同伴席を選べば大丈夫です。ただ座席数が多くないので、人気の区間は早く埋まります。出発間際には残っていないこともあるので、日程が決まったら少し早めに押さえておくほうが安心です。

幼児は無料ですか、座席を別に取るべきですか?

いちばん迷うのが料金ですよね。満6歳未満の幼児は、保護者がひざに抱いて乗れば、別に座席代を払わなくても大丈夫です。そのかわり、赤ちゃんの分の座席はない状態で行くことになります。

赤ちゃんに座席をひとつ別に取ってあげたいなら、そのときは同伴幼児席で予約すればよいです。割引された幼児運賃で座席を指定する方式ですが、割引の幅や条件は列車の種類・時期によって変わることがあるので、予約画面で確かめるのが正確です。荷物が多かったり、赤ちゃんを寝かせるように楽に連れて行きたい長距離なら、座席をもうひとつ確保するほうがずっと楽なこともあります。

ですから「抱いて行くか、席を取るか」は、移動時間と赤ちゃんのコンディションを見て決めればよいです。短い区間で赤ちゃんがよく抱かれているほうなら無料で抱いて、2〜3時間を超える距離だったり、荷物・抱っこひもまで持つなら座席を別に取る、というふうに。

無料で抱いて乗る同伴幼児席(座席指定)
対象満6歳未満の幼児満6歳未満の幼児
料金別の座席代なし割引された幼児運賃(割引の幅は予約時に確認)
座席赤ちゃんの席なし(保護者が抱いて)赤ちゃんの席が指定される
こんなときに短い区間、赤ちゃんがよく抱かれている長距離、荷物が多い、赤ちゃんを寝かせたい
無料で抱いて乗る場合と同伴幼児席(座席指定)を比べた図

授乳室・おむつ交換台は、どうやって前もって探しますか?

ここがこの記事の核心です。授乳室とおむつ交換台は、列車一編成に数か所だけあります。すべての車両にあるわけではないので、設備から遠い席にすわると、赤ちゃんを抱いて揺れる通路を何両分も通ることになります。

方法はひとつです。予約するときにKorailTalkの座席配置図で授乳室・おむつ交換台の位置を先に見て、その近くの座席を押さえること。KorailTalkには座席配置図とあわせて、客室内を前もって見て回れるプレビュー(VR)機能もあるので、トイレ・自販機・授乳室がどのあたりかを目で確かめられます。現地で探さず、席を選ぶその瞬間に決めておくのがコツです。

先に述べたとおり、「何号車に授乳室がある」と覚えておくのはあまり意味がありません。一般のKTXとKTX-山川、KTX-イウムはたがいに違い、同じ山川でも旧型・新型によって幼児同伴室の位置が変わることもあるからです。ですから、乗ろうとするその列車の配置図をそのつど確かめる習慣が、いちばん確実です。

コンセント・トイレが近い席は、こう選びます

設備のある車両を決めたら、次はそのなかでより楽な列を選ぶ番です。赤ちゃんと乗るときに見ておくとよいものが三つあります。

1. コンセントのある列

哺乳瓶ウォーマー、スマホ、タブレットまで、赤ちゃんと出かけると充電する用事が多いです。KTXは窓側の一部の列にコンセントがある場合が多いのですが、位置が列車ごとに少しずつ違います。配置図でコンセントの表示がある窓側の座席を選ぶと、移動のあいだじゅうバッテリーの心配を減らせます。

2. トイレ・設備が近い列

おむつを替えたり、少し赤ちゃんをあやしに出たりするなら、設備が近い車両の端側の列が楽です。トイレは偶数号車の前寄り、奇数号車の後ろ寄りにある傾向がありますが、これも列車ごとに違うので配置図で確かめてください。トイレのドアのすぐ前すぎると人がよく行き来して赤ちゃんが起きることがあるので、一つ二つ離れた席が無難です。

3. ベビーカー・荷物を置きやすい列

ベビーカーや大きなカバンがあるなら、客車のいちばん前かいちばん後ろの列がよいです。座席の後ろの荷物スペースや客車の端のゆとりスペースを使いやすく、通路を出入りするのも楽だからです。折りたたみベビーカーは、たたんで荷物棚や座席の下に置けばよいです。

予約前に、これだけ確かめれば大丈夫

席を押す前に、配置図で下の項目をひととおり見ておいてください。すべてそろった完璧な席はまれですが、うちの子にとって急ぐ順に二つ三つ合わせるだけでも、旅がぐっと楽になります。

確かめること配置図で見るポイント
幼児同伴席かどうか座席オプションに幼児同伴席の選択肢があるか
授乳室の位置自分の座席から何両離れているか
おむつ交換台授乳室・トイレの近くにあるか
コンセント窓側の座席にコンセントの表示があるか
トイレ近すぎず遠すぎない列か
荷物・ベビーカーのスペース客車の前・端の列か

お昼寝の時間に合わせて列車便を選ぶと、もっと楽です

保護者の腕にすっぽり抱かれて眠りについた赤ちゃん

意外と大きな差を生むのが出発時間です。赤ちゃんがふだんお昼寝をする時間帯に合わせて列車に乗ると、揺れにうとうと眠って、移動時間のかなりの部分を寝ながら行けます。おなかがすいてぐずる時間と重ならないように避けるのも一つの方法です。

そのためには、うちの子が何時ごろ寝て何時ごろ食べるのかリズムを知っておく必要がありますが、数日もすると記憶があいまいになりますよね。すくすくぱしゃのような記録アプリに授乳・睡眠の時間を残しておくと、赤ちゃんの一日のパターンが見えてきて、旅の日に出発便を選ぶときの参考になります。完璧に合わせることはできなくても、だいたいのリズムを知っておくだけで、車内がずっと穏やかになります。

出かける前に荷物をどう詰めるか途方に暮れるなら、赤ちゃんの旅行持ち物チェックリストもあわせて見ると役立ちます。座席をうまく選んでも、おむつ・着替え・おやつが抜けると結局苦労しますから。

よくある質問

幼児同伴席が売り切れました。一般席で赤ちゃんと乗っても大丈夫ですか?
はい、一般席でも赤ちゃんといっしょに乗れます。幼児同伴席は配慮エリアというだけで、その席でしか赤ちゃんと乗れないわけではありません。ただ、静かな雰囲気の一般席なら、赤ちゃんがぐずったときに少し通路や客車の端に出てあやすと、おたがいに楽です。座席を選ぶときは、ここでも設備が近い車両を押さえるとよいでしょう。

列車内でミルクを作る温かいお湯はどこで手に入りますか?
列車内に給湯器がいつもあるわけではないので、保温ボトルに熱いお湯を前もって持っていく親が多いです。カフェ車両がある列車ならそこで助けてもらえることもありますが、設備は列車ごとに違うので、前もって準備しておくほうが安心です。

赤ちゃんがしきりに泣いて周りに申し訳ないです。どうすればいいですか?
客車と客車のあいだの通路やドア付近のスペースに少し出て、抱いて揺らしてあげると、赤ちゃんも落ち着いて周りの目も気になりにくくなります。好きなおもちゃやおやつ、静かに見られる動画をひとつ前もって用意しておくのも役立ちます。幼児同伴席なら、こうした瞬間に気持ちがぐっと軽くなります。

もうすぐ満6歳ですが、無料で抱いて乗ってもいいですか?
無料で抱いて乗る基準は、おおむね満6歳未満です。子どもが大きくなるとひざに長くすわっているのも大変になるので、この年ごろなら座席をひとつ取ってあげるほうが、おたがいに楽なことが多いです。年齢の基準や割引は変わることがあるので、予約時に確かめてみてください。

最後にまとめると

赤ちゃんとKTXに乗る旅は、席を選ぶ瞬間に半分が決まります。赤ちゃんの声を気にしにくい幼児同伴席、移動時間と荷物を見て決める無料で抱く vs 同伴幼児席、そしてKorailTalkの座席配置図で前もって探す授乳室・おむつ交換台・コンセント・トイレの位置まで。この数点を予約するときに合わせておくだけで、2時間の移動がずっと軽く感じられます。

覚えておくことはひとつです。「何号車」を覚えるのではなく、乗ろうとするその列車の配置図をそのつど確かめること。料金や規定も時期によって変わることがあるので、予約画面のコレイルの案内をもう一度見ておくと安心です。よい席ひとつで、赤ちゃんとの初めての電車の旅が、もう少し楽しい思い出になりますように。